プロジェクト活動報告

Activity

2021.07.08教育活動
T型フォード再生プロジェクト

ついにエンジン始動!?プロジェクト第13回「エンジン整備」を実施

ついにエンジン始動!?プロジェクト第13回「エンジン整備」を実施

T型フォードの「エンジン整備」を実施しました

2021年6月17日(水)~6月23日(水)にかけて、T型フォードの「エンジン整備」を本学E棟のHUSプラザ・E棟裏の中庭で行いました。

 

 

今回はエンジン周りのマニホールドやキャブレターなど部品の装着や仮設のガソリンタンクを用いたエンジン始動の試験を行いました。

 

2014年度に水漏れを起こしたエンジンブロックの加工穴を埋めるプレートを新しく取り付けました。その他にエンジンとマニホールドやキャブレターの接続部、エンジンバルブの点検口にガスケットを装着しました。

 

翌週には、E棟裏の中庭にT型フォードを運び、ガソリンを注入し、エンジン始動実験を行いました。エンジンを始動する前に、エンジンオイルの注入や各所の確認を行います。

 

 

各点検を終えたあと、冷却水を入れない状態でエンジンの始動実験を行いました。

1919年製のT型フォードから今の車と同様にエンジン始動用のモーターが取り付けられています。

今の車は、ハンドルの横にある車のキーやエンジン始動スイッチを押すとエンジンが始動しますが、T型フォードは足元のペダルの手前にある踏み込み式のスターターモーター用のスイッチで動かします。

 

モーターのスイッチを押すと、「グォングォン」と大きな音を出してエンジンを回転させ駆動します。

ガソリンと空気の混合や点火タイミングの調整も今の車を違い自分で調整しながら始動させないといけません。

何度もエンストをしながら、試行錯誤して点火調整を行った結果、「ブルンッ」とディーゼル車のような大きな音を立ててエンジンを始動させることに成功しました。

 

今後は、冷却水を注入し長時間の動作や走行を目指し、エンジンの調整、メンテナンスを行っていく予定です。

走行お披露目の日まで、楽しみにお待ちください。

 

・プロジェクトの詳しい情報は、プロジェクト紹介ページでご覧ください。

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